県は14日、水痘(みずぼうそう)の注意報を今年初めて発令した。県内30カ所の小児科の定点医療機関で、患者報告数が国の注意報基準(定点当たり1・00人)を超えた。
県薬務・感染症対策室によると、第45週(5~11日)の患者報告数が県全体で30人となり、注意報レベルの基準値に達した。地域別では、最上の1医療機関当たり3・33人が最多。
水痘は発熱と全身に発疹が現れる特徴があり、2週間の潜伏期を経て発症する。同室は予防策として、ワクチンの接種が最も有効としている。
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